出雲大社・おまけ出雲大社の拝殿の参拝をすませて、拝殿の周りをゆっくり回ってみました。何かありました。 素盞社(ソガノヤシロ)です。 大国主命に出雲を治めるように言った素盞鳴尊です。 大国主命は素盞鳴尊の娘と結婚して出雲を治めたのです。 出雲大社の拝殿の周りを一回りしてから、島根県立古代博物館へ行きました。 入ってするのとこに、宇豆柱がありました。 これは、本物です、ものすごく大きいです。 写真を撮っても良いということなので、撮らせて頂きました。 本当は、島根県立古代博物館で昼食を食べようかと思っていたのですが、注文してから40分くらい待たされて、まだですかと聞いたら、あと10分はかかると言われたのであきらめて出雲そばを食べに行きました。 ↓は八雲風土記の丘でかったストラップです。 振り返った鹿の模様です。 この鹿は発掘された鹿の土器からデザインされています。 使うのがもったいないくらいです。 ↓は県立島根湖大博物館でかった勾玉の首飾りです。 翡翠で出来ています。 今一番のお気に入りです。 先日、飛鳥へ行ったときにもつけて行きました。 飛鳥へはキトラ古墳壁画を見に行ったのです。 その報告もブログでさせていただきますね。 |☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆|☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆ 出雲大社の5つの謎 【質問1】 何故神無月に神様が出雲に集まるのでしょうか 【答】 イザナミが十月、出雲で崩御し、比婆山に埋葬された。 イザナミは神々の母であるので、崩御した時、崩御した場所へ、神々は孝行のために集まるというイザナミの法事とのことです。 つまり、神無月に神様が集まるのはイザナミの法事なのですか。 え~っ、ちょっと待ってください、法事って仏教じゃないの? う~ん、なんだかちょっと笑っちゃったのですがまあ、深く考えないようにしました。 【質問2】 神様のホテルがあると聞きましたが。 【答】 出雲大社の中には東十九社、西十九社、と呼ばれる長屋状の長い社があります。 ここが神様の会議にやってきた全国の神様の宿泊所とされます。 神在祭の期間中、ここにはしめ縄が張られ、祭壇に供物が捧げられます。 そうなのですか。 一度に、全国から八百万の神様が一堂に集まると大変ですよね。 ところで、神様が宿泊場に着いた時には、まさか「先にお風呂にされますか?それともお食事にされますか?」「いや~、わしは遠くから来たから汗をかいた、お風呂を先にしてほしい。」なんて会話があったりして。 いや、そんなわけはないですよね。(笑) 【質問3】 出雲地方では神様を見送る日は夜、トイレに行ったら神様にお尻をなでられるという言い伝えがあると聞きましたが、本当なのでしょうか。 【答】 出雲大社・佐太神社での会議を終えた神様たちは斐川町神立!の万九千社から全国自分の社への帰路につきます。 この日、出雲大社では神等去出祭(からさでまつり)が行われます。出雲近辺でこの日の夜トイレに行くと神様がいたづらしてお尻をなでる、という言い伝えがあります。(つまり神様が出発する時は潔斎して、トイレくらいは我慢しなさいという意味なのでしょう。) え~っ、夜トイレに行くと神様にいたづらでお尻をなでられるのですか。 それは困った、でもトイレを我慢したら病気になっちゃうかオネショをしてしまう。 う~ん、つまりそーっと行けってことですね。 神様も本当は別れるのが寂しいのでしょうね。 だから、ちょっと気を使ってあげようということなのですね。 【質問4】 神様が全国から集まって会議をすると聞いたのですが、いったいどんなことを話し合うのでしょうか 【答】 大国主神は天照大神に日本の国の支配権を譲った時、代わりに幽界の支配権の保証を得ました。 そのため、物質的な物事については天照大神とその子孫である天皇家が管理しますが、精神的な物事については大国主神とその子孫たちの管轄になっています。 そこでこの会議では一般に全国の人間の運命について話し合い、中でも誰と誰を結婚させるか、などということをこの会議で打ち合わせするといいます。 ですから遠く離れた所に住む二人が知り合って結婚するようなケースは、この会議の結果生まれたカップルなのかも知れません。 そこで出雲大社は縁結びの神様としても信仰されています。 そうなのですか。 私の友達は出雲出身なのですが、御主人さまの実家は奈良の大神神社の近くなのです。 出雲の神様と大和の神様が話し合って出来た縁組なのかもしれませんね。 私も娘のために、ちゃんとお願いしておきました。 おっと、今回は神在月ではなかったので、もし娘に縁がない時はもう一度、十月に来ないといけませんね。 【質問5】 私に出雲出身の友達がいるのですが、彼女の話では地元の人は拝殿の正面からのあと、横からも拝むのだそうです、彼女は不思議とも思わずそうするのが当たり前だと思っていたのだそうです。 (その理由をpleさんに聞くと丁寧に教えてくれました。) 【答】 出雲大社での横からの参拝ですが、西回廊の「御神座正面拝礼所」のことだと思います。 ご存知のように、主祭神である大国主命は西を向いておられます。 そのため、拝殿や八足門からの参拝は、御客座五神にご挨拶する形になります。 「御客」とは言え、出雲を征服した側の神々。 だから、大国主命へ敬意を表して西側からも参拝するのです。 なるほど、正面だけでは御客座五神だけで、大国主命を拝むことはできませんものね。 「御神座正面拝礼所」があるのですね。 しかし、せっかくその前を通っていたのに、全然気がつきませんでした。 あ~、私はいつも帰ってきてから大事なことに気づくのです。 時遅し…。 だから、また行きたくなっちゃうのですよね。 |